アジャイル開発の法務を中心に扱った日本初の書籍『アジャイル開発の法務ースクラムでの進め方・外部委託・偽装請負防止・IPAモデル契約とカスタマイズ』が2022年11月28日に出版されました。
今回のウェビナーでは、その書籍の著者であり、情報処理推進機構(IPA)の専門委員としてアジャイル開発向けモデル契約の策定にも携わったブレークモア法律事務所 弁護士 梅本大祐先生をお招きし、アジャイル開発の契約における法的留意点やよく問題となる点についてお話を伺います。
(※講演後、Agile Studio プロデューサーの木下をファシリテーターにQAを交えたディスカッションを実施します)
17:00 - 17:05 オープニング
17:05 - 17:40 講演:アジャイル開発の契約の話
17:40 - 17:55 ディスカッション、Q&A
17:55 - 18:00 クロージング
「アジャイル開発の契約の話」
アジャイル開発(スクラムを想定)によるプロダクト開発を委託・受託する際に法務面で考慮すべきポイントについて俯瞰し、IPAが公表しているアジャイル開発向けモデル契約をご紹介します。
また、アジャイル開発の契約においてよく問題となる、契約類型の問題(請負か準委任か)や、契約でできることの限界についてもお話ししたいと思います。
ブレークモア法律事務所
弁護士・情報処理安全確保支援士
2009年弁護士登録。情報システム開発の契約・紛争処理を含め、IT関連法務全般に対応。
情報処理推進機構(IPA)の専門委員として、2012年公表の「非ウォーターフォール型開発に適したモデル契約書」の策定、2020年公表のアジャイル開発版「情報システム・モデル取引・契約書」の策定に関与。
著書:
『アジャイル開発の法務ースクラムでの進め方・外部委託・偽装請負防止・IPAモデル契約とカスタマイズ』(日本加除出版)
株式会社永和システムマネジメント
アジャイルコーチ ・ Agile Studio プロデューサー
2005年頃からエクストリームプログラミングを開発現場で実践。2010年には「価値創造契約」を提唱。現在はアジャイルコーチとして「まっとうなアジャイル開発」を標榜して日々コンサルティング・コーチング活動に従事。自動車メーカー、医療機器メーカー、通信キャリア、金融機関などのDXを推進。IPA「DX対応モデル契約見直し検討WG」の委員も務める。監訳書に『アジャイルプラクティス』(オーム社)、『アート・オブ・アジャイル デベロップメント』(オライリー)がある。
書籍情報
出版社:日本加除出版
ISBN:978-4-8178-4843-7
定価:3,080円(税込)
発売日:2022年11月28日
アジャイル開発 の法務を中心に扱った、日本初の書!
IPAモデル契約の策定に関与した弁護士が
基礎知識・法的留意点・契約書のカスタマイズ等について解説!
【目次】
第1章 アジャイル開発の紹介 では
ウォーターフォール開発との比較や、一般的なアジャイル開発(スクラム)の進め方を概説。
第2章 法務的観点から見たアジャイル開発 では
アジャイル開発の外部委託の活用形態や、外部委託の際に考慮すべきアジャイル開発の特徴について整理。
第3章 アジャイル開発と契約 では
公表されているモデル契約の紹介を行うとともに、アジャイル開発の外部委託契約において検討すべきポイントについて論じる。また、アジャイル開発に関する裁判例のうち、読者の参考になりそうなものを紹介。
第4章 アジャイル開発と偽装請負 では
アジャイル開発の偽装請負該当性について、厚生労働省が2021年に公表した疑義応答集(第3集)の内容を検討しつつ、アジャイル開発のイベントやプラクティスへの具体的なあてはめを試みる。
第5章 IPAモデル契約(2020年3月公表)の活用 では
IPAのモデル契約をカスタマイズする際の注意点とともに、カスタマイズの具体例を示す。
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参照元
https://confcodeofconduct.com/index-ja.html
以下のWebページからご確認下さい。
https://www.agile-studio.jp/privacy-policy
Agile Studio 窓口担当 川西まで
e-mail:agile-studio@esm.co.jp