昨今の、変化が激しく不確実性の高いビジネス環境においては、サービスやシステムへの要求を捉えるプロセスも、変わる必要があります。
本セミナーでご紹介するのは、短期間・低コストで素早く要求を収集整理し、関係者合意のもとでまとめ上げる、ユーザーストーリーマッピングです。ユーザーストーリーマッピングはアジャイルなソフトウェア開発で用いられる新しい価値創出プロセスであり、従来の要件定義とは次のような違いがあります
・アジャイル開発を始めるのに必要最低限な情報のみを素早く収集する
・顧客と開発者が同席するコラボレーティブなプロセスである
・ステークホルダーが一堂に会して合意形成する
・網羅的なドキュメントを作らない
本セミナーではユーザーストーリマッピングの考案者であるジェフ・パットン氏をお招きし、考案者自らそのレクチャーして頂きます。通訳は、ジェフ・パットン氏と古くから友人関係にある、弊社副社長の平鍋が務めます。
また、レクチャーのあとは、日本のサービス、システム企画、開発プロジェクトでどのように適用していくべきかをテーマに、参加者からの質問も交えながら、ジェフ・パットン氏と平鍋にて対談を行います。
15:00 会場受付 楽天タワー1Fロビーにお集まり下さい
15:30 ジェフ・パットン氏によるユーザーストーリーマッピング レクチャー
16:30 ジェフ・パットン氏、平鍋による対談
17:30 終了
ジェフ・パットンは、20年以上にあわって、デザインとソフトウェア開発には"ただ一つの正しい道"が存在しないことを学んできました。ただし、そこにはたくさんの間違った道が存在します。多様な製品において、仕事のやり方の改善に、15年以上の経験を持っています。デリバリーの速度と効率性にフォーカスした多様な開発プロセスを用いて、プロダクトによって価値を届け、かつ市場での成功をもたらすことに注力してきました。
アジャイル方法論に注目したのは、エクストリーム・プログラミング(XP)の初期、2000年頃からです。特に、効果的にユーザーエクスペリエンスデザインを取り込む手法と、高度な技術プラクティスを用いたプロダクトマネジメントを専門としています。
現在は、独立コンサルタントとして活動し、アジャイルコーチ、プロダクトデザインプロセスのコーチ、インストラクターを務めています。www.agileproductdesign.com でアジャイルプロダクトに関する、最新の記事、エッセイ、プレゼンテーションを見ることができます。
Twitter : @jeffpatton
株式会社チェンジビジョン代表取締役社長
株式会社永和システムマネジメント副社長
3次元CAD、リアルタイムシステム、UMLエディタastah*（旧JUDE）の開発等、20年以上のオブジェクト指向ソフトウェア開発経験、うち10年のアジャイル開発経験をもち、開発現場をより生産的に、協調的に、創造的に、そしてなにより、楽しく変えたいと考えているコンサルタント。Jeff Pattonとは古くからの友人関係にある。
2008年には、Agile Alliance よりアジャイルプラクティスの普及活動への貢献を認められ、一年に世界で2名に与えられるGordon Pask Award 受賞。日本では、XPJUGアドバイザリ、要求開発アライアンス理事、を務める。
著書「ソフトウェア開発に役立つマインドマップ」、共著「要求開発」、翻訳「XPエクストリームプログラミング導入編」、「リーン開発の本質」、「アジャイルプロジェクトマネジメント」、「アート・オブ・アジャイルデベロップメント」など多数。
Blog： http://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/
Twitter： @hiranabe
Facebook： kenji.hiranabe
共催
株式会社永和システムマネジメント／ アギレルゴコンサルティング株式会社
永和システムマネジメントでは、ユーザーストーリーマッピングのワークショップを定期的に提供しています。今後、集合研修型のワークショップだけではなく、お客様ごとのプロジェクト、サービスやシステム企画に応じたサービスを提供する予定です。ご提供の準備が整いましたら、弊社Webページ、永和システムマネジメントのFacebookページにてアナウンス致します。
お問い合わせは以下までお願い致します。
agile@qwik.tky.esm.co.jp
アギレルゴコンサルティング主催 ジェフ・パットン 情熱プロダクトオーナー研修
10月18日、19日に開催します。
楽天主催 Rakuten Technology Conference 2012
10月20日に開催します
Rakuten Technology Conference でもJeff Pattonが登壇されます
会場提供協力
楽天株式会社様
企画: 株式会社永和システムマネジメント市谷聡啓／楽天株式会社川口恭伸
